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ハワイ・ファイブ・オー|シーズン6|エピソード22を徹底解剖!

ハワイが大好きな私は、もちろん、ハワイを舞台にした「ハワイ・ファイブ・オー」(Hawaii Five-0)が大好きです。

本記事では、ハワイ・ファイブ・オー、シーズン6、エピソード22(第22話)について徹底解剖します!

予備知識なしでハワイ・ファイブ・オーを観たい方は下のリンクからどうぞ。

いちど観たあとで読んでいただいても、さらに楽しめますよ。

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ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード22(第22話)のタイトル

「ネット・モンスター」

(Iʻike Ke Ao)

英語では、For the World to Know

  • iʻike:よく見える、観察力がある
  • ke:<英語のtheにあたる言葉(k, e, a, oで始まる単語の前に使う)>
  • ao:光を当てる、白日にさらす

ハワイ語は「白日にさらしてよく観察する」というような意味で、英語のほうは「世界が知るべき」といった意味でしょう。

くわしくは、ストーリーを観てから味わいましょう。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード22(第22話)の登場人物

ハワイ・ファイブ・オーメンバー

メインストーリー

アディソン・ウェルズ
ADDISON WELLS
ミネソタ州出身
オアフ大学4年生
半年前からヒラー家のベビーシッターを務めていた。
エバ
EVA
オアフ大学の学生
アディソンの友人
ジョエル・ヒラー
JOEL HILLER
アディソンがベビーシッターをしているアルバイト先の主
スーザン・ヒラー
SUSAN HILLER
ジョエルの妻
ジェレミー・F
JERREMY F
アディソンのメールフレンド
中華街のオフィスビル内の会社で働く中年男。
アディソン以外にも多数の若い女性とメールをやり取りしている。
アダム・チャールズ
ADAM CHARLES
コンピューターのハッカー
大ヒットした携帯ゲーム「プーピー・ペンギン」を開発した人
ミア
MIA
飛行機でアダムの隣りの席に座ったモデルの女性
ジェイコブ・ホルム
JACOB HOLM
スパイウェア「チェリー・ボム」を買った男。

サイドストーリー

カマコナ・トゥプオラ
KAMEKONA TUPUOLA
シュリンプトラックの店主
ファイブ・オーの協力者(オハナ)
日本語版では「カマコナ」だが、原作は「カメコナ」
フリッパ・トゥプオラ
FLIPPA TUPUOLA
カマコナのいとこ
カマコナの船の一等航海士
マックス・バーグマン
MAX BERGMAN
主任検死官
今回は、カマコナの船の「船医」として進水式に出席した。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード22(第22話)のあらすじ

予備知識なしでハワイ・ファイブ・オーを観たい方は下のリンクからどうぞ。

エピソード22は、サイバー空間から多くの人のパソコンやIoTシステムに侵入されて起きた事件が題材になっています。

サイドストーリーは、夢が叶ったけど・・・、という話です。

メインストーリー

バイト先の家で

アディソン・ウェルズは、ベビーシッターのアルバイト先である、カハラのヒラー邸にいた。

赤ちゃんを寝かせてしまえば、ときどき見に行く以外はリビングでテレビを見ているだけで時給15ドルがもらえる。

いつもどおり、パソコンを開いて友人のエバとテレビ電話をしながらスマートフォンをいじっていた。

エバとのチャットが終わったあと、エアコンの設定温度が一気に下がった。

寒さを感じたアリソンが温度を調節しようとすると、2階で赤ちゃんがぐずり始めた。

アディソンが階段を登っていくあいだに、ホームセキュリティが勝手に解除状態になった。

赤ちゃんに異常はなく、静かに眠っていた。

アディソンはすぐに部屋をあとにした。

監視カメラがアリソンを追跡していることに、アリソンは気づかなかった。

リビングに戻ったアディソンは、スマートフォンがないことに気づく。

ヒラー邸の固定電話で自分の携帯を鳴らすと、2階から音が聴こえた。

音のするほうに近づいていくと、赤ちゃんがいるのとは別の部屋だった。

ドアを開けると、暗い部屋の床にスマートフォンが落ちていた。

アディソンが照明を点けると、ドアの影に・・・

ヒラー夫妻が帰宅

ヒラー夫妻がいちゃいちゃしながら帰宅し、玄関のカギを開けようとすると、ドアは開いていた。

「アディソン」

スーザン(ヒラー夫人)が呼ぶと、警備員のかっこうをした男が赤ちゃんを抱いて階段を降りてきた。

男:ヒラーご夫妻ですね。大丈夫。セキュリティの者です──

アラームが鳴ったので見に来まして。

スーザン:なんで子どもを抱いてるの?

男:泣いていたので。無人でしたし。

ジョエル・ヒラーが携帯を確認しながら「でもアラームが鳴ったらこっちに連絡が来るはずだ」と言い終わるか終わらないかのうちに、男はスタンガンでジョエルに電撃を加えた。

ファイブ・オー出動

翌朝、ヒラー邸で働くメイドが、しばられているヒラー夫妻を発見した。

赤ちゃんはベビー・ベッドで寝ていた。

誘拐されたのはアディソンだった。

身代金の要求はない。

ヒラー夫妻の証言から、犯人の似顔絵が作られた。

ヒラー邸のインターネットにつながっているものすべてと、アディソンのパソコンがハッキングされていた。

オアフ州立大学で

コノとルーがオアフ州立大学へ行き、昨夜アディソンとテレビ電話していたエバに話を聞いた。

ルー:誰かと付き合ってたの?

エバ:いいえ。ネットで知り合った人とはダメになったって。

コノ:どうして?

エバ:でも会わずにネットでやり取りしてただけだし、急に、終わり。

ルー:理由は聞いた?

エバ:いいえ。アディソンが言いたくない感じだったから。でも相手を怖がってた。

コノ:で、アリソン、相手の名前は言ってた?

エバ:(戸惑いながら)ジェレミー

ふたたびファイブ・オー本部

ジェリーがアディソンのブラウザーからジェレミー・Fを突き止め、1か月以上まえからのメールのやりとりを発見していた。

ジェレミー・FのSNSのプロフィール写真は、似顔絵とはちがっていた。

ジェレミーはオーストラリアの大学のラグビー選手が公開しているプロフィール写真をぬすんで使っていた。

アディソンは、ジェレミーがプロフィール写真を偽っていることに気づき、怒りのメールを送った。

ジェレミーはストーカーと化した。

ジェレミーのメールは暗号化されて追跡されないようにされており、ジェリーには発信元を突き止めることはできなかった。

ルー:一刻を争うんだ。早く助け出さないところされるぞ!

ジェリー:鑑識より早く仕事ができるコンピューターの天才でもいないかぎり無理だって!

コノ:なら、1人知ってる。

ホノルル空港、ハワイアン航空の機内で

アダム・チャールズは、ロサンゼルス行きの機内にいた。

搭乗してくる美しい女性が隣りに座ることを祈りながら・・・

運良く隣りに座った女性はモデルだった。ロサンゼルス到着後に食事の約束をしたが・・・

ティーブとダニーが来て、飛行機から降りることに。

アダムはアディソンに送られたメールの発信元を突き止めた。ダウンタウンにあるオフィスビルだ。

メールを発信していたのは、ハワード・ミンツだった。

しかし、ミンツは10人以上の女性とメールでやりとりしており、アリバイもあった。

ここからパソコンオタク、ハッカーの世界に深く入っていきます。

続きは動画でお楽しみください。

サイドストーリー

カマコナの船

カマコナは1年前からの計画でシュリンプを売りまくってお金をためていた。

そして、警察が押収したカタマラン船を競売で買った。

今日は進水式だった。

ティーブが応援に駆けつけ、親水の儀式を行った。

いよいよ航海というところで、スティーブに事件のお呼びがかかった。

太平洋のどこか

カマコナが甲板で椅子に座って居眠りしていると、マックスが甲板に上がってきた。

マックスの計算によると、40分で3メートルしか進んでいないという。

カマコナ:なに?そんなバカな。

マックス:船は動いてないよ。風は、ビューフォート風力階級でいうところの、「1」だね。

カマコナ:というと?

マックス:風がないってこと。だから船も動かない。

カマコナは帆を見上げ、周りを見回した。

カマコナ:フリッパー!

フリッパは、一等航海士としての役目を果たさず、酒を飲んで船酔いしていた。

カマコナ:大丈夫だ、ドク(マックスのこと)。こういうときのために補助機関がある。

しかし、エンジンはかからなかった。

マックス:出向する前にバッテリーがチャージしてあるか調べた?

フリッパ:バッテリーで動くの?

カマコナ:メーデーメーデー

マックス:(落ち着いた声で)無線もバッテリーがないと使えないでしょう。携帯も圏外になってるし。

フリッパ:なんでそんな落ち着いてる?

マックス:表面だけでも自信があるように見せないと。内心は心臓バクバク。

さて、太平洋上で遭難した3人は、このあとどうなるのか?

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード22(第22話)に出てくるハワイの舞台

「オアフ州立大学(OAHU STATE UNIVERSITY, HONOLULU)」

ハワイ大学マノア校(UNIVERSITY OF HAWAII AT MANOA)です。

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University of Hawaii at Manoa as OAHU STATE UNIVERSITY

こんな角度で映っていましたね。

観光スポットとしては、BOOKSTOREが有名です。

レンタカーで訪れるさいは注意してくださいね。

ハワイ大学の駐車場で困った話(失敗談)【ハワイ大学マノア校】

アラワイ・ヨットハーバー(ALA WAI YACHT HARBOR)

カマコナの船の進水式で出てきました。

Googleマップではアラワイ・ボートハーバー(ALA WAI BOAT HARBOR)になっています。

ティーブとマックスのバックに映っている建物は、1973年築のヨットハーバー・タワーズ(Yacht Harbor Towers、2棟)、少し右の方にあるのは、アラワイ運河をはさんだ2008年築ウォーターマーク・ワイキキ(Watermark Waikiki)で、いずれもコンドミニアムです。

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ALA WAI YACHT HARBOR

なお、桟橋が映る前の空撮で映っている2つの建物は、プリンス・ワイキキ(PRINCE WAIKIKI、ホテル)です。

船首でワインの入った瓶を割るのはびっくりしました。

「ホノルル空港(HONOLULU INTERNATIONAL AIRPORT)」

現在の「ダニエル・K・イノウエ国際空港」に変わったのは、2017年4月27日付なので、シーズン6が撮影されていた2015年ごろはまだこの名前でした。

誰もが知るハワイの玄関口ですね。

あえて説明の必要もないでしょう。

「チャイナタウン ノース・ホテル通り(NORTH HOTEL STREET, CHINATOWN)」

アダムの車が止まった場所は、ノース・ホテル通り(N. Hotel St.)からスミス通り(Smith St.)に入ったところです。

車が止まった位置はスミス通り(Smith St.)側です。

「TATOO」の看板があって、バックに高層コンドミニアムが映ってましたね。

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Smith Street as NORTH HOTEL STREET

「TATOO」の看板がある建物が、地図上で「ライブストック タバーン」と書いてあるビルです。

レフア島?

カウアイ島から西南西、ニイハウ島の北側にある小さな馬てい形の無人島。

マックスがレフア島と推測しましたが、レフア島の形を知っていれば間違えることはなかったでしょう。

無人島でなければどこなのでしょうか?

周りの景色からは、ヒントが少なすぎてわかりませんでした。

  • ビーチに岩がある
  • 左右には山の稜線が見える
  • 後ろはちょっとした森になっている
  • 海にはほかの島が見えない
  • 昼間でも周りにひとけがない

あの花火はヒルトンの花火だと思いますので、そこから「約100メートル」というと、マジックアイランドあたりのはずですが、それならば無人島と勘違いするはずがありません。

どこだったのでしょう。

あのシーンだけのために他の島に行ったとも考えにくいです。

無人島と勘違いした設定で、ビルなどの人工物がない場所なので、今回は降参です。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード22(第22話)のトリビア

チェリー・ボム(Cherry Bomb)

「チェリー・ボムの発明者」が出てきたので、「チェリー・ボム」はエピソード内の架空の名前だと思います。

「悪党ハッカーの武器みたいなもの。キーロガールートキットのようなマルウェア指紋認証もハッキングできる恐ろしいやつ」と説明されていたスパイウェアです。

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  • キーロガー:キーボード操作の内容を記録する装置やソフトウェア。 パスワードや個人情報をぬすむために悪用される例があります。
  • ルートキット:コンピューターシステムに不正アクセスしたあと、管理者権限(root権限)を乗っ取るために必要なソフトウェアツール。 管理者権限を乗っ取ってコンピューターに潜伏し、入口をつくってしまえば、入口を知っている人なら誰でも入れるようになるのです。

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ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード22(第22話)のまとめ

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソードは「ネット・モンスター」でした。

毎日なにげなく使っているパソコンに、知らぬ間にスパイウェアを送り込まれてハッキングされ、パソコンの情報やパソコンのカメラに写っているものがすべて盗聴されている、そして、パソコンにつながっているIoT機器までコントロールされてしまう、という恐ろしい内容でしたね。

レフア島の夜のシーンですが、ひとつ大きなまちがいがあります。

それは、海に背中を向けていることです。

ポノ・プレッジハワイ語で「正義の誓い」。ハワイに行ったら守るべきルールが書いてあります)にもありますが、海に背を向けることは非常に危険です。

実際、海に背中を向けていて、波にさらわれて亡くなった人が少なくありません。

決して神話的なことではなく、経験にもとづいた教えなので守ってください。

フリッパの歌は美しい声でしたね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。