ハワイ・ファイブ・オー|シーズン6|エピソード24を徹底解剖!
ハワイが大好きな私は、もちろん、ハワイを舞台にした「ハワイ・ファイブ・オー」(Hawaii Five-0)が大好きです。
本記事では、ハワイ・ファイブ・オー、シーズン6、エピソード24(第24話)について徹底解剖します!
エピソード24は、シーズン6全体を通した課題ともいえるガブリエルがタイトルに入っているので、壮絶な内容になりそうなことが予想できます。
ヒントは「あっちもこっちも大変」です。
予備知識なしでハワイ・ファイブ・オーを観たい方は下のリンクからどうぞ。
いちど観たあとで読んでいただいても、さらに楽しめますよ。
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ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード24(第24話)のタイトル
「ガブリエルの命運」
(Paʻa ka ʻīpuka i ka ʻupena nananana)
英語では、The Entrance Is Stopped With a Spider's Web
ハワイ語はちょっと長すぎて困っちゃいますね。
- paʻa:<非常に意味範囲の広い単語>(しっかり、ガッチリとしたイメージ)
- ka:
- ʻīpuka:ドア、入口、ゲート
- i:<道具、因果関係、完了形、命令形などを作る単語>(ここでは)道具を表すwith
- ʻupena:漁網、網、巣
- nananana:クモ(蜘蛛)
「ka」や「ke」は毎回のように出てきますね。
まず、ka ʻīpuka=「入口」、ka ʻupena nananana=「クモの巣」はわかります。
「入口がクモの巣でガッチリと固められている(ふさがれている)」というようなイメージです。
ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード24(第24話)の登場人物
ハワイ・ファイブ・オーメンバー
ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード24(第24話)のあらすじ
エピソード24では、とうとう宿敵ガブリエルが登場します。
エピソード15で激しく対決し、いちど決着が付いたと思ったら、姿が消えていました。
メインストーリー
マックスの不安
オアフ島では、薬物の売買が横行していた。
「クリスタル・メス」にフェンタニル(麻酔用鎮痛剤)が混ざった危険薬物で命を落としてマックスの元へ運ばれてくる件数が急増していた。
マックスはそんな状況に業を煮やしていた。
薬物を購入した男女が、チャイナタウンの廃ビルに入っていった。
男が薬物を吸っているあいだに女は銃を見つけ、興奮していた。
男は間もなく苦しみ始め、のたうち回った。
女はうろたえるばかりだった。
そこに別の男が入ってきた。
女はすぐさま、さっき見つけた銃をかまえた。
「ここで何している!」
その男こそ、ガブリエル・ウェインクロフトだった。
その場所は、ガブリエルの潜伏場所だったのだ。
女は震える手で銃をかまえたまま言った。
「様子が変なの。救急車を」
ガブリエル:落ち着け。銃を下ろせ。いま救急車を呼ぶ。
女:すぐ呼んで!しんじゃう!
ガブリエル:まず銃を下ろせ、それが先だ!
女:無理、怖い!
ガブリエル:いいから銃を下ろせ!でないと**すぞ!
ガブリエルが女に向かっていくと、女は発砲した。
ファイブ・オー出動
ファイブ・オーはチャイナタウンの廃ビルに入った。
ガブリエルらしき男が数週間前からこのビルに住んでいると通報があったからだ。
ガブリエルが逃げたときに備え、アビーはビルの外の監視役を命じられた。
スティーブは血痕を見つけた。近くには薬きょうが落ちていた。
血痕を追いかけると、腹を撃たれたガブリエルが這っていた。
ガブリエルはあっけなく確保された。
スティーブがホノルル警察に連絡を取ろうとすると、携帯の電波が通じなかった。
ほかのメンバーもみな携帯が通じなかった。
スティーブは無線でアビーに話しかけたが、反応がなかった。
ミッシェル・シオマの報復
ガブリエルが見つかったとの情報を得たミッシェル・シオマは、エピソード10でガブリエルに父のゴロウ・シオマをさつがいされた報復として、部下を使ってガブリエルをさつがいしようとしていた。
ミッシェルがトップを引き継いだやくざが、武装して現場の廃ビルに集結した。
ファイブ・オーもろともさつがいするつもりだ。
廃ビルの窓からスティーブが下を見ると、少なくとも20人がビルに入ろうとしていた。
ダニー:(ガブリエルに向かって)お前の仲間か?
ガブリエル:仲間はお前らが、みなころした。
(中略)
スティーブ:来たら迎え撃つぞ。それからアビーを見つける。
いったん銃撃戦がおさまった。
ダニー:あいつら、シオマの手下だな。
コノ:シオマはずっと、ガブリエルを探していたものね。
チン:ガブリエルを捕まえるまであきらめないだろう。
スティーブは、倒れていたシオマの手下が持っていた無線機を拾い、警察無線の周波数に合わせた。
スティーブ:無線係か?ファイブ・オーのマクギャレット少佐だ。グローヴァー(ルー)につないでくれ。いますぐ話したい。
ファイブ・オー本部
ルー:スティーブ、どうした?
スティーブ:ガブリエルを拘束。だがシオマの手下が来て撃ち合いになってる。
ルー:なんでガブリエルの居場所が?!
スティーブ:わからん。携帯が通じない。SWATを送ってくれ。あと、警察の応援もすぐ。
ルー:了解。
ファイブ・オーは絶体絶命のピンチ!
ガブリエルはどうなるのか?
アビーは無事なのか?
手に汗にぎるこのあとの展開を動画でお楽しみください。
サイドストーリー
マックスのビジョン
モアナサーフライダーのレストランで、スティーブとマックスがテーブルに付き、スティーブは書類を読んでいた。
スティーブ:・・・一時的に職を離れ、奉仕活動を希望・・・。マックス、これは上司に出すもんだろ?
マックス:手続きとしてはそれが普通だけど、先に読んでほしくて。
マックスは、カマコナ、フリッパと漂流した経験(エピソード22のサイドストーリー)で考えさせられた。
「夢を果たさずにしんでいくのはイヤだ」
マックスは、「国境なき医師団(Médecins Sans Frontières:メディサン・サン・フロンティエール)」で、生きている人に医療をほどこすことが夢だった。
ただし、いま多発している危険薬物の事件が解決してから出発するつもりだ。
ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード24(第24話)に出てくるハワイの舞台
エピソード24では、ホテル2か所、観光スポットが2か所出てきました。
「検死官室(MEDICAL EXAMINER'S OFFICE)」
クイーンズ医療センター(QUEEN'S MEDICAL CENTER)の隣りにある水色の建物ですが、実は水道局の建物です。
エピソード9で説明していますが、ベレタニア水道局のベレタニア・ポンプ・ステーション(Beretania Pumping Station, BWS)です。
ホノルル モアナ サーフライダー(MOANA SURFRIDER HOTEL, HONOLULU)
ハワイ好きならほとんどの人が知っているワイキキ、カラカウア通りの一等地に建っている高級ホテルです。
スティーブとマックスが話していた場所は、モアナサーフライダーにあるレストランで、夜は「beachhouse at the moana」としてディナーを、朝から日中は「the veranda」として朝食、ランチ、アフタヌーンティーを提供しています。
ホノルル サンドバー・ホテル・ワイキキ(SANDBAR HOTEL WAIKIKI, HONOLULU)
ミッシェル・シオマの背景に映っている白い屋根のテント、パラソル、プールの色から、ザ・カハラ・ホテル&リゾート(THE KAHALA HOTEL & RESORT)です。
セレブ御用達のカハラホテルですね。
チャイナタウン ハワイ・シアター(HAWAII THEATER, CHINATOWN)
ハワイ・シアター・センター(HAWAII THEATRE CENTER)です。
theatreはイギリス式のスペルなのにcenterはアメリカ式のスペルになっているところに違和感を覚えますが、理由はわかりません。
1922年に建設された、ハワイ州で2番目に大きなプロセニアム型のパフォーマンス施設です。
州および国の歴史登録財に指定されており、優れた技術力と美しい雰囲気で、地元はもちろん、国内外でも高く評価されています。
カカアコ・ウォーターフロント・パーク(KAKAAKO WATER FRONT PARK)
カカアコ・ウォーターフロント・パークは、ゆったりとした散歩に最適な舗装された水辺の小道などがあり、観光客にもロコにもポピュラーな公園です。
35エーカー(約14万平方メートル、東京ドーム3個分)の広大な敷地を有するこの公園へは、アラモアナ通り(Ala Moana Blvd.)からアクセスできます。
クーク通り(Cooke St.)を海側に入ると、つき当りが公園の駐車場です。
泳げるようなビーチはありませんが、「ポイント・パニック(Point Panic)」や「フライズ(Flies)」は人気のサーフスポットです。
映え写真を撮りたい人や、美しい景色を眺めたい人には最適な場所です。
ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード24(第24話)のまとめ
ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソードは「ガブリエルの命運」でした。
あのガブリエルがあんなことでやられてしまうなんて・・・
「仲間はどうした?」
「お前らにみんなころされた」
というところが印象的でした。
どんな凶悪犯も1人ではやっていけないということでしょう。
長いあいだ、ファイブ・オーを苦しめてきた凶悪犯、ガブリエル・ウェインクロフトとの闘いがとうとう幕を閉じました。
ガブリエルを撃った女は野放しになっていますが、どうなったのでしょう。
さいごのほうで映った、アラワイ運河の夕景、ワイキキの夜景は美しかったですね。
さて、タイトルのハワイ語、Paʻa ka ʻīpuka i ka ʻupena nanananaの意味はどう解釈できるでしょうか。
クモ(蜘蛛)はハワイ語でナナナナっていうんですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。