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ハワイ・ファイブ・オー|シーズン6|エピソード16を徹底解剖!

ハワイが大好きな私は、もちろん、ハワイを舞台にした「ハワイ・ファイブ・オー」(Hawaii Five-0)が大好きです。

本記事では、ハワイ・ファイブ・オー、シーズン6、エピソード16(第16話)について徹底解剖します!

エピソード16は、めずらしくサイドストーリーがなく、1つのストーリーで直球勝負のストーリー展開です。

タイトルのハワイ語がむずかしいですが、エピソードを観ると、その深い意味がわかります。

予備知識なしでハワイ・ファイブ・オーを観たい方は下のリンクからどうぞ。

いちど観たあとで読んでいただいても、さらに楽しめますよ。

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ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード16(第16話)のタイトル

「逆転法廷」

(Ka Pohaku Kihi Pa'a)

英語では、The Solid Cornerstone

  • Ka:<多くのハワイ語と一緒に使われる>
  • Pohaku:岩、石、鉱石
  • Kihi:角、端、先端、頂点
  • Pa'a:<辞書では長い説明になっています>

pa'aの意味が広いため、訳し方はたくさんあると思いますが、「硬い岩の先端」「堅固な礎石」などという意味になるでしょう。

まとめで解説します。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード15(第15話)の登場人物

ハワイ・ファイブ・オーメンバー

メインストーリー

オデル・マーチン
ODELL MARTIN
出張理髪師
弁護士の資格を持っている。
サン・ミン
SANG MIN
過去に犯罪をおかして服役したが、ファイブ・オーに協力して更生中。
ボーンズ
BONES
ドレッドヘアの男。
不法滞在者
ローリー
RORY
人身売買の世界のことをぜんぶ知っている男。
グレアム・クラーク 
フリッパ・トゥプオラ
FLIPPA TUPUOLA
カマコナのいとこ。
カマコナのシュリンプトラックの従業員。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード15(第15話)のあらすじ

エピソード15は、ファイブ・オーの協力者、サン・ミンが無実の罪を着せられ、多くの弁護士がさじを投げました。

困ったスティーブは、10年も弁護士の仕事から離れているオデル・マーティンに弁護を依頼します。

メインストーリー

窮地におちいったサン・ミン

1年前、サン・ミンはファイブ・オーの捜査に協力した。

そのころ激化していた人身売買業界の競争で、2人の男が牛耳った。

1人はジェームズ・ラム、2人目はわからなかった。

そこで、ファイブ・オーはジェームズ・ラムと接触させて情報をさぐるため、10日前にサン・ミンを出所させた。

サン・ミンは、ラムと1対1で会うことになった。

サン・ミンが約束の場所へ行くと、ラムはすでに胸を撃たれて倒れていた。

物音を聴いたサン・ミンは、そこに落ちていたピストルを拾って警戒したが、物かげから現れた男がサン・ミンにタックルし、サン・ミンは倒れた。

サン・ミンが倒れたスキに男は走り去った。

サン・ミンは起き上がり、男に向かって発砲するが、逃げられた。

そこに警察が到着。逮捕された。

サン・ミンから硝煙反応が出たため、サン・ミンはさつじん犯として起訴された。

サン・ミンの弁護を引き受ける弁護士はいなかった。

このままではまた刑務所に服役することになる。

ティーブの散髪

ティーブは、ファイブ・オー本部に出張理髪師のオデルを呼んだ。

しかし、スティーブの目的は散髪ではなかった。

「頼みがある」

オデルがハワイに来たばかりの時、理髪店を開きたかったが資金がなかった。

弁護士の仕事を継いで欲しいと思っているオデルの父が資金を提供する条件は、司法試験を受けることだった。

オデルは見事に合格したが、理髪師になった。

サン・ミンの裁判は3日後に迫っていた。

とんでもない無茶ぶりだったが、最終的に、オデルは依頼を受けた。

ロイヤル・ハワイアン・ホテルのカメハメハ・スイート 280号室

裁判までの3日間、サン・ミンとオデルが裁判の準備をする場所として、ファイブ・オーはロイヤル・ハワイアン・ホテルの豪華スイートルームを用意した。

*  *  *  *  *

オデルに客が訪れた。

ドレッドヘアの男、ボーンズは、理髪師オデルの顧客だった。

ボーンズはジェームズ・ラムの事件の関係者を知っている。

不法滞在中のボーンズが、捜査協力の見返りに要求したものはグリーンカードだった。

マックスに呼ばれ、検死官室へ

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Beretania Pumping Station as MEDICAL EXAMINER'S OFFICE

ワイキキ沖に浮かんでいた25歳くらいの別の男の遺体から、ジェームズ・ラムを撃ったものと同じ弾丸の線状痕(せんじょうこん)が見つかった。

遺体の身元はフィリピン国籍のカルロス・サーテ。アメリカ入国記録はない、つまり密入国だ。

カルロス・サーテの周辺を洗えば、犯人がわかるかもしれない。

カルロス・サーテと一緒に密入国したカルロスの姉は、サン・ミンが密入国を手引きしたと証言した。

サン・ミンはずっと塀の中にいたため、密入国の手引きなどできるはずがない。

カルロスの姉は真犯人に操られていた。

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PIER 16, HONOLULU HARBOR

ドレッドヘアのボーンズは、人身売買の手伝いをしているローリーのもとにルーを案内した。

ルーがローリーから入手した情報により、真犯人はグレアム・クラークであることがわかった。

銃撃戦

ファイブ・オーは人身売買の現場を押さえ、犯行グループと銃撃戦を交えた。

肝心なグレアム・クラークには逃げられたが、銃撃で負傷した男が証言してくれると言った。

しかし、負傷した男は助からなかった。

さて、裁判のゆくえはどうなるのか?

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード15(第15話)に出てくるハワイの舞台

「ワイキキ ロイヤル・ハワイアン・ホテル(ROYAL HAWAIIAN HOTEL, WAIKIKI)」

ピンクパレスです。

説明するまでもありませんし、エピソード12でもご紹介しているので割愛します。

裁判所 キング・カラカウア・ビル(COURTHOUSE, KING KALALAUA BUILDING)

実際にも裁判所です。

エピソード10で「カタカナ・ビルディング(KATAKANA BUILDING)」という字幕が付いていましたが、あれは単なるまちがいだったのでしょうか。

こんなところも見ているとおもしろいですねw

ホノルル港(HONOLULU HARBOR)

ルーがローリーと接触した16番桟橋(Pier 16)、銃撃戦になった第30停泊場(BERTH NUMBER 30)が出てきました。

第30停泊場の向こう岸には、38番桟橋(Pier 38)があります。

 

 
 
 
 
 
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「ピア38」といえば、ニコズ(Nico's)が有名ですね。

「ニコスピア38」と書いてあるものが多いですが、正確には、Nico's at Pier 38(ニコズ・アット・ピア38)です。

2階の「ニコズ・アップステアーズ ステーキ&シーフード」は、「追って連絡するまで閉店」していますが、2021年8月16日現在も閉店中です。

1階の「ニコズ・アット・ピア38」は、ピックアップまたはケータリングのみ、現在も営業中です。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード15(第15話)に出てくるハワイ語

オハナ(ohana

「家族、親戚」のことです。

ファイブ・オーは、協力者をオハナとしており、カマコナと同じくサン・ミンもファイブ・オーのオハナです。

まとめ

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード16は「逆転法廷」でした。

弁護士の資格を持ちながら、店舗を持たない出張散髪で生計を立てていたオデルが、法廷で敏腕を発揮しました。

しかし、サン・ミンって、以前からこんなにマッチョでしたっけ?

サン・ミンは、Season 1でファイブ・オーが初めて扱った事件に登場しました。

これについては、いずれ別の記事で書きたいと思います。

さて、タイトルのハワイ語「Ka Pohaku Kihi Pa'a」ですが、エピソード16のストーリーを見た結果から考えると、「堅固(けんご)な礎石(そせき)」で良さそうです。

過去の犯罪歴から、サン・ミンの有罪がゆるぎない状態で、引き受けてくれる弁護士がいませんでした。

この状態が、「堅固な礎石」ということだと、私は理解しています。

その頑固な礎石を打ち砕いたのが、優秀な弁護士のオデルでした。

オデルもまた、弁護士である父親の血を引き、優秀だった、つまり、堅固な礎石を持っていたからこそ、10年間も弁護士として活動していないにもかかわらず、見事に勝訴したのでしょう。

そういった意味で、2つの「堅固な礎石」「Ka Pohaku Kihi Pa'a」のストーリーでした。

じっくり見ると、非常に奥が深いですね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。