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ハワイ・ファイブ・オー|シーズン6|エピソード18を徹底解剖!

ハワイが大好きな私は、もちろん、ハワイを舞台にした「ハワイ・ファイブ・オー」(Hawaii Five-0)が大好きです。

本記事では、ハワイ・ファイブ・オー、シーズン6、エピソード18(第18話)について徹底解剖します!

エピソード18では、ザ・バス(TheBus)が大活躍します。

ザ・バスが好きなかたは必見ですよ!

予備知識なしでハワイ・ファイブ・オーを観たい方は下のリンクからどうぞ。

いちど観たあとで読んでいただいても、さらに楽しめますよ。

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ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード18(第18話)のタイトル

「地獄からの脱出」

(Kanaka Hanai)

英語のタイトルは、The Hunter

  • kanaka:育成する、人、人類
  • hanai:里子、養子

「里子を育成する」とはどんな意味でしょうか。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード18(第18話)の登場人物

ハワイ・ファイブ・オーメンバー

メインストーリー

アビー・ダン
ABBEY DUNN
サンフランシスコ警察
ファイブ・オーの臨時メンバー
エドワード・トーレス
EDWARD TORRES
漂流して助かった男
ソムチャイ・ワタナ
SOMCHAI WATTANA
エドワード・トーレスと一緒に漂流していた男
グレアム・クラーク人身売買業者
エピソード16において、第30停泊場の銃撃戦で逃げた男

サブストーリー

グレイス・ウィリアムズ
GRACE WILLIAMS
ダニーの娘
チャールズ・ウィリアムズ(チャーリー)
CHARLES WILLIAMS
ダニーの息子
マモ・カヒケ
MAMO KAHIKE
ザ・バスの運転士
ヴァンス・ペケロ
VANCE PEKELO
ローカルハワイアンの猟師
弓矢で狩猟をする男

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード18(第18話)のあらすじ

エピソード18は、メインストーリーに加えて2つのサイドストーリーが交互に展開していきます。

ハレイワ方面をはじめ、ハワイの素晴らしい景色もたくさん出てきますので、じっくり楽しんでくださいね。

メインストーリー

オアフ島 マカハビーチ西 22キロ沖合(14 MILES WEST OF MAKAHA BEACH, O'AHU)

オアフ島の沖合の海で、2人の男が救命浮き輪につかまっていた。

2人は眠っているようだったが、1人が目を覚まし、陸が見えていることに気づく。

ソムチャイソムチャイ、陸だ」

ソムチャイ、見ろ」

ソムチャイ、起きろ」

しかし、ソムチャイと呼ばれた男が目覚めることはなかった。

検死官室

ルー:どこで見つけたって?

コノ:マカハビーチ。2人浮き輪で漂流してた。

── 1人は治療中。

(中略)

マックス:銃で撃たれたのは確かだけど、死因は不整脈だね。この24時間、低体温が原因で心拍が停止に。

男の名前はソムチャイ・ワタナ。タイ政府の報告によると、すでに6年も前に処刑されていることになっていた。

ファイブ・オー本部

一方の助かったほうは、エドワード・トーレス。2013年、国際警察が行方不明者として手配。

前歴なし、家庭も持っている、教会にも行っている。

そんなマジメな男が、なぜソムチャイのような犯罪者と一緒にいたのだろうか?

沿岸警備隊によると、この72時間、救助要請も船の難破もなかった。

そのとき、「ジェリー警報」がなった。

救助用浮き輪を調べたジェリーは、登録番号をみつけ、船を特定した。

しかし、その船は2005年(10年前)にバンコクのドックで廃船になっていた。

そこでジェリーは「幽霊船」と言い始めた。

オフィスで

ティーブとルーがオフィスに戻ると、コノが新しい情報を持っていた。

漂流していた2人は、体内に高レベルの水銀をちくせきし、ビタミンDが欠ぼうしていた。

コノ:何年も太陽に当たってないみたい。

さらに、肺はディーゼルガスで大きなダメージを受けていた。

つまり、2人とも長期間船に乗っていたということだ。

ティーブ:船底か、夜間作業か。だからビタミンDが欠ぼうして、ディーゼルエンジン排気ガスを吸って、肺をやられたんだ。

コノ:それに、まいにち魚ばかりの食事だと、水銀もたまるわ。

(中略)

ティーブ:乗員の健康にかまわない船。人扱いしない。強制労働だ。

病院で

エドワード・トーレスは涙を浮かべながら話した。

ティーブ、コノ、ルーは静かに聞いていた。

3年ものあいだ船に乗りつづけ、陸も太陽も見ることがなかった。

毎日、日没から夜明けまで働いていた。

漁のない日も網の補修をし、休んでいると何日もつづけて罰をあたえられた。

彼らの「所有物」だと叩き込まれたのだ。

ソムチャイ・ワタナは、トーレスをいつも助けてくれていた。

トーレスはたびたび、ソムチャイと脱出手段を話し合った。

「今しかない!」

2人は目くばせをし、救命用浮き輪を1個持って海に飛び込んだ。

三日三晩、泳いでは眠り、泳ぎつづけた。

陸が見えたとき、ソムチャイはもう息がなかった。

それでも、トーレスソムチャイを離すことなく、陸地まで運んだ。

サイドストーリー

ダニーの休日

ダニーは、娘のグレイス、グレイスの弟チャーリーと3人でハレイワにいた。

家族の時間を携帯に奪われたくないダニーは、グレイスに携帯を車に置いていくように言った。

親子の時間だからこそ、写真を撮って画像を投稿したいグレイスはむすくれていた。

チキンを食べ終わって車に向かうと、車がなくなっていた。

グレイス:携帯があれば通報できるのに。

バス停で

グレイス:お店で電話を借りてタクシーを呼べば?

ダニー:1,000ドル持ってる?タクシーで帰ったらそれぐらいかかるんだ。渋滞だってあるだろう?

話をしている間にバスが来た。

バスの行き先表示板には「52 HONOLULU ALA MOANA」と書いてあった。

ザ・バス(TheBus)52番(ワヒアワ─サークル・アイランド)だ。

バスの中で

運転士は知り合いのマモだった。

マモ:いい車あるのにどうしたんだ?

ダニー:あ〜〜〜、ほんと、どうしたんだろうね。これ、ワイキキまで行く?

マモ:終点だよ。

***********************

マモはむかしばなしを始めた。

マモとダニーがクルマ談義に花を咲かせていると、バスの外でとつぜん銃声がひびいた。

マモはそのまま走りつづけた。

銃声の聴こえた場所から車が急発進してバスを追い越していった。

チャーリー:パパのくるまだ!

ダニーはマモに指示し、逃走車を追いかけさせた。

マモに携帯を借りようとしたが、圏外だった。

追跡

ダニーはマモに言った。

「あんまり近づくなよ」

そのとき、ダニーの車は舗装されていない脇道へそれて行った。

マモはあわてて追従する。

そして気づかれた。

乗客を逃がしてバスを運転するダニー。

車をぬすんだ男たちはみつかるのか。

チンに真実を告白したアビー

エピソード17では、アビーとコフリンが海の見える場所で密会していた。

コフリンが去ってアビー1人になると、サンフランシスコ警察のバッジを海に投げ捨てた。

ホテルに戻ったアビーは、撤退の準備として荷物を片付け始める。

そこへスティーブが訪れる。

アビー:ウソをついた。あなた達みんなに。

ティーブ:仕事だ。命令に従っただけだ。誰も責めてない。そこはみんなわかってる。

アビー:・・・

ティーブ:ほんとに。それは理解できるよ。

ティーブは、アビーの誠実さ、警官としての優秀さを認め、

「ファイブ・オーに残って手伝えば?考えてみて」

ティーブと入れ替えに、チンが現れた。

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソード18(第18話)に出てくるハワイの舞台

「ハレイワ コアラモア(KOALA MOA, HALEIWA)」

ハレイワでチキンといえば、フリフリチキン(HULI HULI CHICKEN)が有名ですね。

あのお店の名前は「レイズ・キアウェ・ブロイルド・チキン(Ray's Kiawe Broiled Chicken)」

エピソード18では、コアラモアのトラックが登場しました。

コアラモアは実在しますが、ハレイワでは見つけることができませんでした。

結論としては、撮影された場所にケータリングしたものと思われます。

コアラモアのホームページからわかることは、下記の3つです。

  • 住所はディリンガム(カリヒ−パラマ地区)
  • 「レストラン」の店舗写真がない
  • ケータリングをやっている

ディリンガムの住所の場所は、写真の「シティ・スクエア・ショッピングセンター(City Square SHOPPING CENTER)」にあります。

道路の反対側にはカパラマ運河(Kapalama Canal)があるので、比較的わかりやすいですね。

コホウ・ストリートから入口を入って正面、奥の場所で、ストリートビューでは「コオラウ・ファーマーズ(Koolau Farmers)」となっています。

city-square-shopping-center
City Square SHOPPING CENTER by Google Street View

ツイッターで検索してみたらこんな投稿が見つかりました。

背景にはコオラウ山脈らしい山が見えています。

こちらもケータリングだと思われます。

Sometimes I just got to pull over & get some chicken ! Koala Moa on #Oahu pic.twitter.com/mQAV7uNIBJ

— jimmy chiado (@jjcroo8) May 8, 2016

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6は2015年に撮影されています。

下の写真はニミッツ・ハイウェイ沿いですが、2019年6月のGoogleストリートビューでも写っています。

koala-moa-nimiz
Koala Moa located on N. Nimitz Hwy

チキンを焼くのに煙が出ますので、屋外で焼くための広いスペースが必要ですね。

Googleマップストリートビューは2019年6月が最新になっていますので、それ以降にディリンガムに移転したのかもしれません。

あくまでも憶測ですので、現地調査をしないとわかりません。

ディリンガムはニミッツから少しホノルル空港寄りに行った場所で、車で行けばそれほど遠くはありません。

次に行ったときはドライブがてら見に行きたいと思います。

アビーとコフリンが話していた場所

sand-island
SAND ISLAND where abbey and coughlin were talking

サンドアイランド。地図では、島の左下端です。

Googleストリートビューの3Dから作った画像なので、立体感が不自然です。

ビーチ、ほぼ正方形のコンクリート、その上にある大きなマンホール、そこから見える景色から、この場所でまちがいありません。

まとめ

ハワイ・ファイブ・オー シーズン6 エピソードは「地獄からの脱出」でした。

しかし、ハレイワのバス停でダニーが行った言葉には耳を疑ってしまいました。

ハレイワからワイキキまでタクシーで10万円以上?!

そんなにするのでしょうか。

さて、タイトルの理解ですが、まず、英語はわかりますね。

"The Hunter"

ダニーのサブストーリーでさいごに現れたヴァンス、ヴァンスの弓を借りて見事にに犯人をしとめたダニー、ともにハンターでしたね。

さらに、エピソード17で逃したグレアム・クラークをしっかりと逮捕したファイブ・オーも、もちろんハンターです。

ハワイ語の Kanaka Hanai のほうは、どうも英語の意味とはちがいそうです。

私の調べに基づいた訳「里子の育成」はどうでしょう。

ダニーの別れた妻の元にいるグレースとチャーリーが会いに来て、短い時間でもしっかりと教育する、という点も当てはまります。

サンフランシスコ警察から来たアビーをファイブ・オーのメンバーに育て上げる、という意味もあるのかと思います。

あくまでもハワイ語を知らない私の勝手な解釈です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。